3日はいつも通り5時半に起き、筋肉痛と周期的体調変動を理由に12時までのんびりとメールやBLOGを書いたりして部屋で過ごした。日本を離れて観光もせず何もしないって気持ちいい。
12時にやおらホテルを出て、あらかじめ予約しておいたミュージカル「Wicked」を見るため51番街に向かった。ところが、6番通りもブロードウエイも信じられないほど混んでいる。人もそうだが、車なんか流れてない。通り行く人が、どこどこでFireがなんとかといっている。火事でもあったんだろうか?警察が総動員状態で交通整理している。
4日の新聞に正解があった。トム・クルーズがMI:3のプロモーションに来ていて、どこに出没するか正確な記事を載せたのは1新聞だけ。情報が錯綜して、追っかけファンがタイムズ・スクエアを含む数箇所に押しかけ、周囲がデッドロックしたらしい。しかも、トム・クルーズは、プロモのため消防車で会場移動し、車がデッドロック。あれだけお騒がせしても人気あるんね。
いつもより時間をかけて51番街に行き、1時前にガーシュイン劇場に到着。無事、予約済のチケットをピックアップした。1時に劇場が開いたので、そのまま中に入ってロビーでのんびり待つこと30分。この劇場の壁には、舞台に貢献し表彰を受けた方々の名前が掲げられている。最近の表彰では、ロード・オブ・ザ・リングズでガンダルフを演じたイアン・マッケランの名があった。舞台人だったんですね。彼はダ・ビンチ・コードにも登場します。
「Wicked」は去年も見ていて、そのときは2階の後ろの席しか取れなかった。舞台が見えてるだけって感じだった。今回は運よくグレードアップして、1階12列目の端から2つ目。ディティールがよく見える。主役級は全員メンバーチェンジしていた。
インパクト最大だったのが、グリンダの恋人のフィエロがアングロサクソン系からアフリカン系に変わったこと。その次が、グリンダが普通の女の子を強調しすぎると、ただの金持ち軽いだけ娘になって威厳を出しにくいってことです。彼女の人気が、単にかわいいアイドル娘という状況に見える。
これだけで、舞台の雰囲気が大きく変わるもんである。フィエロは前の役者さんのほうが軽く歌っていたような気がする。一方、今回の役者さんは少し歌がもっちゃりする代わりに声の良さと高音の伸びが抜群であった。グリンダ役の方は歌唱力抜群(そうじゃないと、この役の歌は歌えない)。役の作り方は、普通の女の子にちょっと毛が生えたような感じで、もしかしたら今までの役者さんの雰囲気と違えて見たかったのかなっと思った。
英語力が完璧ではないので、前回気づかなかった部分がぽちぽちわかるだけでも嬉しい。実は主役の西の魔女エルファバの妹でマンチキンのガヴァナーだったネッサローズにドロシーの家をぶつけて殺害したのは、天気を操る能力がある魔法学校の校長先生だった。とか。エルファバが母親の形見として最後まで大事にしていた緑の小瓶(単語が聞き取れない!)と同じものをオズが持っていた理由とか。もうちょっと痒いところに届く英語力があればなぁ・・・
帰り道、ふと思いつきで「SPAMALOT」をやっているシューベルト劇場へ。夜の席に空きがあるか聞いてみた。これも前回座席確保が困難で、1階の一番後ろだったのである。受付のにいちゃんがメッチャおもろい人で、「あなたみたいなレディには・・・この席はどうかな?なんて。こちらも大阪人なので、なけなしの英語でギャグな会話しようとするのは大阪人ゆえか。で、確保できた席は6列目のフロントから通路挟んだ1つ目。知る人ぞ知る特別席の見える通路側である。お話はまあいいとして、このミュージカルはちょっとお下劣ギャグで笑えるのでいいのである。なんたって、モンティ・パイソンだから。
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