能「花筐(はながたみ)」
花筐とは、花籠(はなかご)のこと。
今回は、関西元気文化圏共催事業の一環で開催された「おおさか元気・能・狂言」シリーズの舞台でした。NHK大阪ホールがほぼ埋まるほど盛況でした(次の日の能の舞台はチケット完売!)少し短めの演目構成で、2千円という安めのチケット金額設定でした。
越前国にいた大迹部ノ皇子は皇位継承することになり、急遽都に上らねばならぬため、日頃寵愛していた照日ノ前に使者を通じて花筐と手紙を届けさせます。手紙を読んだ照日ノ前は悲しみ、花筐を抱いて家に帰っていきます。
継体天皇となった皇子は、ある日、紅葉狩りに出かけます。一方、恋焦がれる余りに心乱れた照日ノ前は、侍女を伴い都にやってきたところ、偶然御幸の行列に出会います。朝臣が見苦しい狂女、と払いのけたはずみに、花筐を打ち落とします。照日ノ前は、これは帝の花筐であるといって、朝臣をとがめます。朝臣が理由をたずねると、彼女は皇子が越前にいたとき、毎朝この花筐に花を生け、天照大神に捧げていたことを語り、恋の叶わぬ悲しさを語ります・・・
まあ、能舞台の音響を求めなければ、楽しむには良いと思いました。
この日は期間限定で、NHK大阪放送局製作「芋たこなんきん」の撮影セット公開日で、二度おいしい時間を楽しみました。


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